円満寺について
お寺の紹介
長澤山円満寺は、江戸時代初期に創建され、特定の檀家をもたず、人々の熱意によって維持されてきました。現在は、単立の宗教法人として運営されています。
本尊は大日如来、脇侍には馬頭観音と弘法大師像、本堂後方には、千体仏(阿弥陀如来)が安置されています。三重四国八十八ヶ所の二十三番霊場で、普段は無住です。ご朱印は本堂前の机の上にあります。ご利用ください。その他、境内には、西国三十三観音の石像を祀る観音堂や小さな地蔵堂もあります。
人も動物も救う観音さま
円満寺に伝わる馬頭観音は、人はもとより、あらゆる動物を守り、救うといわれ、かつては、近郷近在より参拝者があったと聞きます。いまでも、毎年、3月の初午(はつうま)法要の日には、観音さまの手につないだ紅白の綱を堂外まで引く「お手引き観音」の行事が続いています。
この観音さまをよく見ると、頭の上に口を開けたかわいいお馬さんを乗せておられます。おそらく、昔の人々は、田畑でいっしょに働く牛や馬の安全と健康をお祈りしたのではないでしょうか。馬頭観音は、いまでは、犬や猫などペットを守る観音さまとして、信仰をあつめています。
行事のご案内
円満寺では、「初午(はつうま)」や「お盆」、「大晦日」など、季節の法要のほかに、毎月、「法話の会」、「念仏会(ねんぶつえ)」などを開いています。私どもの寺は、三重四国の霊場ですから、すべての行事は、地域の内外を問わず、広く開かれています。どなたさまも、自由にお参りください。行事の日時は、このページの左欄「各月の行事案内」をご覧ください。
本日は、当寺のページをご覧いただき、ありがとうございました。 合掌