住職の紹介

  • 清水 保道(しみず ほどう)
    宗教法人円満寺第29世住職。円満寺が、なんとなく、ゆる~い“ほっこり”した感じのお寺になればいいな、と思っています。
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円満寺について

お寺の紹介(2019年7月まで本堂修理中)

長澤山円満寺は、江戸時代初期に創建され、特定の檀家をもたず、人々の熱意によって維持されてきました。現在は、単立の宗教法人として運営されています。

本尊は大日如来、脇侍には馬頭観音と弘法大師像、本堂後方には、千体仏(阿弥陀如来)が安置されています。三重四国八十八ヶ所の二十三番霊場で、普段は無住です。ご朱印は本堂前の机の上にあります。ご利用ください。その他、境内には、西国三十三観音の石像を祀る観音堂や小さな地蔵堂もあります。

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人も動物も救う観音さま
円満寺に伝わる馬頭観音は、人はもとより、あらゆる動物を守り、救うといわれ、かつては、近郷近在より参拝者があったと聞きます。いまでも、毎年、3月の初午(はつうま)法要の日には、観音さまの手につないだ紅白の綱を堂外まで引く「お手引き観音」の行事が続いています。

この観音さまをよく見ると、頭の上に口を開けたかわいいお馬さんを乗せておられます。おそらく、昔の人々は、田畑でいっしょに働く牛や馬の安全と健康をお祈りしたのではないでしょうか。馬頭観音は、いまでは、犬や猫などペットを守る観音さまとして、信仰をあつめています。

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行事のご案内
円満寺では、「初午(はつうま)」や「お盆」、「大晦日」など、季節の法要のほかに、毎月、「法話の会」、「念仏会(ねんぶつえ)」などを開いています。私どもの寺は、三重四国の霊場ですから、すべての行事は、地域の内外を問わず、広く開かれています。どなたさまも、自由にお参りください。行事の日時は、このページの左欄「各月の行事案内」をご覧ください。

本日は、当寺のページをご覧いただき、ありがとうございました。  合掌  

盛況 ‼ 京都バスツアー

二条城「小学校の修学旅行以来」という人、多かったです。

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8日(土)は、鈴峰公民館主催の京都バスツアーに参加しました。ツアーは、キャンセル待ちが出るほどの盛況で、ちょっとびっくり! 

わたしが講師をさせていただいた「西郷どん講座」の最終回を兼ねていたので、バスの中で西郷隆盛の言行録『南州翁遺訓』を音読したところ、けっこう声を出してくださり、本当にありがたかったです。

地域の枠をこえて、興味のある者が集まり、仲間をつくる。誰に気兼ねをすることもなく、みなさん和やかで、いい感じの旅行になりました。

今回、お世話になりました鈴鋒公民館の職員さん、そして、ご参加くださいましたみなさま方に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。合掌

 

 

リフォームの様子(12月)

下は、12月1日の写真です。
11月に、本堂の屋根に乗っていた大量の瓦と土が下ろされました。太い骨格の上に仮屋根が設置され、これから「入母屋造り」の大屋根が「寄棟造り」へと形を変えていきます。どんな風になるでしょう? ワクワクします。

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屋根のてっぺんにのっていた鯱(しゃちほこ)をまじかに見ると、けっこう大きなものです。正確に測っていませんが、全長1メートル以上はあるように思います。

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また、狛犬のような動物の瓦もあって、装飾豊かな屋根だったことがわかります。鬼瓦には、「嘉永四年」の文字が記されていました。約170年間も風水から守ってくれたのです。

よくもまあ「平成」最後の年まで持ちこたえたことか。先人への感謝の思いが一層強くなりました。合掌

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12月の行事案内

こちらを開いて下さい→「12.pdf」をダウンロード

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リフォームの様子(10月)

2018年9月から本堂の改修工事を行っています。

10月下旬には、工事用の足場が組まれました。

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先日、工務店(造家工房亀井)の棟梁が、素敵なカンバンをたててくれました。

上の写真にも写っていますが、拡大するとこんな感じです。→「kanban.pdf」をダウンロード

11月の行事案内

こちらを開いてください→「11.pdf」をダウンロード

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ネコのカンキチ君

我が家には、ネコのカンキチ君がいます。6年前、東京で一人暮らしをしていた長女が子猫をもらい、世話ができなくなったというので、突然、ウチにやってきました。

我が家では、これまで一度も動物を飼ったことがなかったので、どうしていいかわからず、ちょうど、赤ちゃんの長女が、はじめてウチに来た時のようでした。

いまでは、カンキチ君はすっかり立派になって、なくてはならない大切な家族になりました。

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ネコと暮らすようになってから、いろいろわかったことがあります。

「ネコも返事をする」こと、「ネコふんじゃった」の意味、「ネコで暖をとる」実感など・・・。やはり、すごいのは、カンキチ君は「与えられたもので満足する」ということです。仏教でいう「少欲知足」ですね。不平不満の多い人間より、よっぽどエライと思います。

ネコも動物ですから、本能的な欲求はあります。でも、人間のように、必要以上に欲深いこと、「貪欲」(仏教では「とんよく」と読みます)はありません。

これは、ネコだけでなく、ほかの動物たちも同じです。

もし、ネコや犬が人の言葉をしゃべれたら、森友・加計問題で大騒ぎしている人間たちに、何というでしょうね。

「小判なんか欲しくないニャン」、「ウソはよくないワン」。合掌

ペット葬儀をするわけ

ご縁があって、ときどき、ペットの葬儀や年忌法要をつとめています。
なぜ、犬やネコの法事をするのか?

それは、私の寺が動物の健康と安全を守る馬頭観音さまをお祀りしていることもありますが、何より、私自身が「動物好き」というのが、一番の理由です。6年前、突然、我が家にネコのカンキチ君がやってきて、いっしょに暮らしはじめてから、ネコや犬を見ると、無性に親近感がわいてくるようになりました。


こうした感情は、わたしが仏教を学んできたことと無縁ではありません。仏教(ほとけの教え)では、この世の中を「ほとけの世界」の価値観で見なさい、といいます。

その一例が、涅槃経(ねはんぎょう)のことば、「一切衆生 悉有仏性(いっさいしゅじょう しつうぶっしょう)」です。「衆生」というのは、生きとし生けるものであって、人間も動物もあらゆる生きものが、ほとけのいのち(仏性)をもっているというのです。

ですから、仏教では、人間のいのちと動物のいのちに差を認めません。キリスト教では、はっきり人間を万物の霊長として、他の動物と区別していますが、仏教はそうではありません。

江戸時代の禅僧の良寛さんに、こんな話があります。

冬の一日、縁側で日向ぼっこをしている良寛さんの襟元を、虱(しらみ)がもぞもぞと這っています。良寛さんはその虱を、「あなたも日向ぼっこがしたいんだろうね」と、縁側で日向ぼっこをさせてやりました。やがて夕方になると、「寒くなりました。虱さん、お戻りなさい」と、再び自分の肌着に戻されたといいます(ひろさちや著『現代の課題に応える仏教講義』)。

良寛さんは、虱のうちに、ほとけのいのちを見ておられたのです。

Yjimagerbvygc1i_2あらゆる生きもののいのちが同じなら、長い間、いっしょに暮らしてきたワンちゃんやネコちゃんたちペットも、人間と同じように弔(とむら)われてもよいのではないでしょうか。心からの感謝の気持ちをこめて。

「いままで、あなたのおかげで、みんな、とても幸せでした。ほんとうにありがとう。また、ほとけさまの世界で会いましょう。」

いつも、そんなことを思いながら、目を閉じたペットとご遺族の前で、おつとめをさせていただいています。合掌 

魅力的なお寺をめざして

『仏教書』がブームといわれています。でも、一部の観光地を除けば、お寺にお参りする人は多くありません。

それは、なぜか?

たぶん、お寺に「魅力がない」からでしょう。
日本中どこの街でも、ちょっと散歩すれば、何かしらのお寺に行き当たります。日本全国で、寺とコンビニの数はどちらが多いでしょうか。

文化庁の『宗教年鑑2013年度』によると、全国の寺院は77342カ寺。一方、日本フランチャイズチェーン協会の『コンビニエンスストア統計調査月報(201410月版)』では、全国のコンビニ数は51476店。寺院のほうが25000以上、多いのです。ちょっとびっくりですね。

日本には、まだ、こんなに多くのお寺があるのです。しかし、現在、それらが有効活用されているかというと、どうでしょう?  観光地として有名なお寺は、いつも人であふれています。しかし、それ以外のお寺は、閑散としています。

これは、もったいないことです。日本の精神文化から見ても、お寺の存在は、日本人の心に大きな影響を与えてきました。とくに信仰心がなくても、お寺に行って手を合わせて拝む。ただ、それだけのことで心が落ち着く。そんな体験のある人は少なくないと思います。

それは、お寺に、もともと、人の心をホッとさせる「癒しの力」が備わっているからでしょう。ただ、いまの時代、お寺以外にも、人を癒す魅力的な場所はいくらでもあります。わざわざ、お寺に足を運んでもらうには、何か「普遍的な魅力」が必要です。


円満寺の場合、外見は、はっきり言ってボロです。「癒しの力」があるとは思えません。ですが、本堂の中へ入ると、中央にど~んとご本尊。左右に脇士(わきじ)があり、そのほか千体仏や秘仏など、たくさんの仏像が安置されています。

また、夜、蛍光灯を消して、ローソクの灯火だけにすると、お堂の中は、それは幻想的な世界に変わります。
心地よいお香の香り、ゆれるローソクの灯、ほのかに浮かび上がる仏(ほとけ)さま・・・。


こんなお堂のなかで、称名念仏(しょうみょうねんぶつ)をしてみませんか。
「南無阿弥陀仏」を声に出してとなえると、不思議に気分がよくなります。

仏教の実践(行)には、書物では味わえない言葉を超えた世界が広がっています。実際に、そうした世界に触れ、心が癒されるのを実感していただく。これが、お寺が提供できる「普遍的な魅力」ではないでしょうか。試しに、円満寺の念仏会(念仏メディテーション)に来てみませんか。


念仏には、いろいろな考え方、称え方があります。わたしは、浄土系仏教の伝統的な教義を尊重しながらも、いま、欧米でムーブメントとなっている meditation (瞑想)の観点から、念仏の可能性を追求しています。
笑われるかも知れませんが、外国人にも称えてもらえる
念仏をめざしているのです(?笑)。合掌

Would you like to come to the Buddhism meditation of Enmanji Temple? This meditation continues causing the name of Amitabha Buddha. Therefore this is meditation by the voices.  Let's do it happily with the chief priest of Enmanji Temple. Thank you.

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見送ったペットたち

この子らは、2017年に、縁あって住職がお葬式や年忌法要をつとめたワンちゃん、ネコちゃんたちです。12月31日、大晦日法要の際、円満寺の馬頭観音さまの前で、もう一度、この子らの名前を呼び、お経を上げさせていただきました。

  1 月  ジュンちゃん
  2 月  ラビくん  (四十九日)
  3 月 
咲ちゃん   
  5 月  いなこちゃん
  8 月  ラビくん  (初盆)
         ななちゃん (初七日)
  9 月  ポタラくん 
     モモちゃん 
  10月 ななちゃん (四十九日)
         ビビくん  
         マリンちゃん 
         ごんくん  

         ランちゃん 
  11月 モコちゃん 
  12月 ミキくん  
         ラビくん  (一周忌)

お釈迦さまのことばに「一切衆生  悉有仏性(いっさいしゅじょう  しつうぶっしょう)」(涅槃経)というのがあります。わかりやすく申し上げると、「人も動物もあらゆる生きものは、仏(ほとけ)さまからいただいた命を生きている。だから、みんな仏さまの世界に行けるのだよ。」ということです。

住職が見送ったペットたちも、仏さまの世界で遊んでいます。飛びはね、走っています。病気で逝った子も、すっかり元気になっていますよ。みんな幸せです。

また、お釈迦さまは、「
会一処(くえいっしょ)」
(阿弥陀経)とおっしゃいます。つまり「別れた人や動物とは、一つのところ、仏さまの世界でまた会える」ということです。

うれしいですね。


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ペットを亡くして辛い思いをされている方、どうか、元気を出してください。寂しいとき、悲しいときは、思い出の写真に向かって、どれでも好きな言葉をとなえてみましょう。

南無阿弥陀仏  (なむあみだぶつ)
南無釈迦牟尼仏 (なむしゃかむにぶつ)
南無観世音菩薩 (なむかんぜおんぼさつ)
南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
南無妙法蓮華経 (なむみょうほうれんげきょう)

それぞれ、言葉はちがいますが、どれも根本は、
「仏(ほとけ)さま、よろしくお願いします」という意味です。仏教では、仏さまはたくさん存在しても、本質においてすべて同じ(同体異名)、と考えます。

寂しいとき、悲しいときは、「南無○○」と、声に出してみませんか。その聖なるフレーズは、仏さまのパワー(仏力)をもっています。ですから、必ず、仏さまの世界に届きます。


すると、「アッ、私にご飯をくれた人の声だ!」、「やさしくしてくれた家族の声だ ‼」。ワンちゃんやネコちゃんたちは、いっしょうけんめい応えます。「うれしいワン!」、「ありがとニャン!」。

さすがに、お経には、「うれしいワン、ありがとニャン」の記述はありせん。これは、あくまでも想像です。しかし、間違いないことは、ペットたちは、仏さまのもとであなたを待っててくれる、ということです。

でも、急ぐ必要はありません。再会は決まっているのですから、あなたは、この世で、ご自分のやるべきこと、ご自分の使命をしっかり果たしてください。それをペットたちも望んでいるはずです。


ペットの法事でいただいたお布施は、円満寺の改築資金にあてさせていただきます。ワンちゃんやネコちゃんの供養が、本堂の柱や梁の一部になって、この寺を支えてくださるのです。ありがたいことです。合掌               
                                                                   
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    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本堂の改修工事にともない、三重四国霊場の御朱印(スタンプ)を、観音堂(本堂に向かって左後方)の前に移しました。机上の青い箱の中にあります。ご利用ください。

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